ダウン症の指揮者、舟舟(ジョージョ−)
2005年 02月 28日
たまたまチャンネルを教育にしたのだ。
たまたまだった。
画面に映し出されたのは、タクトを振るうダウン症の青年である。
彼の名前は『舟舟(ジョージョ−)』
父はオーケストラのチェリストで、子供の頃から父の傍らで音楽と触れていた。
父は、息子がダウン症と知って絶望したという。
母は毒薬を2人分用意して、自分が死ぬ時、このこも道ずれに、と覚悟していたという。
その苦悩は、はかりしれない。
あるとき、奇跡が起きた。
楽団の父の友人が6歳の舟舟にタクトを握らせ、指揮をさせてみた。
すると、舟舟は
「カルメンをやるよ」
といって、いきなり指揮をはじめたという。
テンポもリズムも曲のサイズも、一部の狂いもなかったという。
それを見て、父は息子の音楽に対する情熱を知ったそうである。
今では、世界中50カ国、300講演を超える演奏をしているという。
日本講演も、この間終えたばかりだと言う。
その、タクトをふる舟舟は、いきいきとして、
一つの独特の空気を作り出していた。
細かく刻むテンポは早くなったりするのだが、
曲のおおまかなポイントはきちんと押さえている。
楽譜も読めない、字も読めない、
聞き覚えでタクトをふる。
何よりも、その指揮が映像的なのだ。
音楽を映像でとらえているんだろうか。
指揮を見ていると、そんな感じがする。
大きなうねりを、両手を広げて、まるで鳥がゆっくり羽ばたくように表現する。
木管楽器の高音パートの、細やかな動きの時は、まるでコマネズミが地面を駆け回るような動きで表現する。
すべて、視覚的なのだ。
すごい。
見ていて、見入ってしまう。
なんだか、音楽に合わせて踊っているようにも見える。
オーケストラを目前に、空気に絵を描いているようにもみえる。
そう、まさしく、絵を描いているのだ。
なんだか、見ていて気持ちいい。
こちらまで、空気に浮遊して行くような錯角。
音楽って、すごい。
すごい力がある。
たまたまだった。
画面に映し出されたのは、タクトを振るうダウン症の青年である。
彼の名前は『舟舟(ジョージョ−)』
父はオーケストラのチェリストで、子供の頃から父の傍らで音楽と触れていた。
父は、息子がダウン症と知って絶望したという。
母は毒薬を2人分用意して、自分が死ぬ時、このこも道ずれに、と覚悟していたという。
その苦悩は、はかりしれない。
あるとき、奇跡が起きた。
楽団の父の友人が6歳の舟舟にタクトを握らせ、指揮をさせてみた。
すると、舟舟は
「カルメンをやるよ」
といって、いきなり指揮をはじめたという。
テンポもリズムも曲のサイズも、一部の狂いもなかったという。
それを見て、父は息子の音楽に対する情熱を知ったそうである。
今では、世界中50カ国、300講演を超える演奏をしているという。
日本講演も、この間終えたばかりだと言う。
その、タクトをふる舟舟は、いきいきとして、
一つの独特の空気を作り出していた。
細かく刻むテンポは早くなったりするのだが、
曲のおおまかなポイントはきちんと押さえている。
楽譜も読めない、字も読めない、
聞き覚えでタクトをふる。
何よりも、その指揮が映像的なのだ。
音楽を映像でとらえているんだろうか。
指揮を見ていると、そんな感じがする。
大きなうねりを、両手を広げて、まるで鳥がゆっくり羽ばたくように表現する。
木管楽器の高音パートの、細やかな動きの時は、まるでコマネズミが地面を駆け回るような動きで表現する。
すべて、視覚的なのだ。
すごい。
見ていて、見入ってしまう。
なんだか、音楽に合わせて踊っているようにも見える。
オーケストラを目前に、空気に絵を描いているようにもみえる。
そう、まさしく、絵を描いているのだ。
なんだか、見ていて気持ちいい。
こちらまで、空気に浮遊して行くような錯角。
音楽って、すごい。
すごい力がある。
by kate_matsushima
| 2005-02-28 15:04
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